機械も発達している現代。
お菓子をベルトコンベアに乗せて機械で華麗に作るように、
洋服を作るのもオートメーションで簡単に・・と思われることもあると思います。
ですが、
デザインも、サイズも、生地も、様々ある服は、
機械でオートメーション的に作れるものはとても少なく、
1本1本の縫い目を縫製工が手作業で、ミシンまたは手まつりで縫っています。
特にオーダーメイドは、特定の個人に合わせた物作りをするため、
型紙を修正するのも、縫製をするのも、全て手作業になってきます。
アイエムギャラリーのオーダーメイドも、
ある程度お時間をいただいて作製しています。
こちらは、型紙を修正している様子。
今回は、紙で立体を作ってみました。
赤丸の部分、歪みがあります。
この歪みを修正します。
歪みを直しました。
今回は、つばの部分を修正しました。
このように、つばの型紙に切り込みを入れ、2mm程畳みました。
そうすることで、ここの箇所はきれいな立体になりました。
これは、ほんの一部分のことですが、
型紙作りは、とても重要です。
平面の布を立体にするため、とても難しい作業です。
ですが、着心地を大きく左右するため、体に沿った立体を作ることが大切です。
ワンちゃんのことを写真もくまなく見ながら詳しく思い出し、
そのワンちゃんの気持ちになったつもりで微修正していきます。
頭蓋骨の形、
お耳の位置、
耳の軟骨の形、
耳の動き、
目の位置、
マズルの長さ、
口角の位置、
あごの骨の位置、
喉の位置、
筋肉の付き方、
など、
様々な箇所からアプローチをかけます。
犬種によってももちろん違いがありますが、
それぞれのワンちゃんによっても違いがあります。
そして、もちろん、外からの見た目も重要。
立体にして見た時、きれい・かわいいと思う形にしていきます。
本当に、ご依頼主さまのワンちゃんが近くにいたらどれだけいいか。。と思う今日この頃。
お待たせしてしまっているお客様、
お時間いただいてしまい、大変申し訳ありません。
1つ1つ丁寧に作っておりますので、もう少々お待ちくださいませ☆
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学校の授業で使用する平面の型紙は見たことがありますが、立体で作られた型紙を見るのは初めてで、すごい~と感心するばかりです。
返信削除骨格からパーツの位置の一つ一つまで
を考えて作って頂けて、
本当に想像を越える丁寧な作業ですね。
お借りしている帽子をフル活用させて頂いていますので、急ぎません。
ケン太にぴったりの帽子、楽しみです☆
ケン太ファミリーさん
返信削除たくさん、お時間いただいてしまい、申し訳ありません。
もうひといきで完成です!
ケン太くんに快適に被ってもらえるといいのですが。。
お届けまでもう少々お待ちくださいませ(^^)