2013/03/22

映画「ひまわりと子犬の7日間」


命の大切さを考えさせられる映画。




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先日、「ひまわりと子犬の7日間」を観てきました。

宮崎県で起きた実話を元に映画化された作品です。

原案は、山下由美著 「奇跡の母子犬」。

保健所での出来事のお話です。


日本では、年間約20万匹の犬・猫が、保健所に収容されてきます。

そのうち、新しい飼い主が見つかったり元の飼い主に返却されるのは1~2割。

残りのワンちゃんやネコさんは、どうなってしまうか・・・。

みなさんご存知ですよね。


この映画、涙なしには見られません。

たとえ1匹でも、殺されるところを見るのはとても辛いこと。

それでも、何万というワンちゃんネコちゃんが殺されている現実。


私事ですが、目を腫らして、映画を見に行ったと父に話したら、

「そんな悲しい映画よく見れるな」と言われました。


今、私の実家には犬がいますが、

元々父が、先に死んでしまうのがつらいから飼ってはダメ、と言っていたのです。


死に直面するのは、とてもつらいことです。

それでも、寿命を全うするのと、寒くて冷たくて暗くて狭いところに収容され殺されていくのでは全然違う。


知らなければ知らないで済む話なのかもしれませんが、

現実を知ることで、助かる命があるかもしれません。


犬の殺処分は、1974年から、年々減少傾向にあります。

しかし、猫の殺処分は横ばい状態。

これからもっともっと減り、ゼロになってほしいですね。


現在、東京23区では21区に不妊手術助成制度があり、

2010年度の殺処分は約2100匹と、06年度の3分の1にまで減っているそうです。

調べてみると、色んな区市町村で、助成制度があります。


このような助成制度を使って、

飼い主のいない不幸な犬や猫が増えることを防ぐのも必要なことです。


そして、ペットを飼うと決めたら、このような施設にいる犬・猫を家族を迎え入れるのもいいですね。


そして、どんなに年老いて世話がかかっても、ちゃんと最後まで面倒を見ること!


心が繋がることや、命の大切さを考える、とても素敵な映画でした。


そして、柴犬イチの演技は圧巻です☆

名女優♪


週末にでも、ハンカチを持って、観に行ってみてはいかがでしょうか(^^)


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